中国名品 劉小娟 はさみサック 生成り・花 赤
¥3,850 税込
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黄土高原には山肌に穴を掘ってしつらえる
ヤオトンと呼ばれる伝統的な家に暮らす人々がいます。
この家の唯一の明かり取りの窓には美しい格子窓がはめられており、
そこにはそれぞれの家の女性が切った「切り紙」の愛らしい姿を見る事が出来ます。
そんな村で暮らす劉さんにとって、切り絵や刺繍は暮らしのなかでなくてはならない手仕事です。
そして、それは息をするようにあたりまえのことでもあります。
刺繍の図案も使う糸の色も、その日の気分でちょっとずつ変化する。
「同じものなんて、作れない」と劉さん。
すべて1点ものということで各商品に多少の差があることを、ご了承ください。
幅約9cm×長さ約15cm(はさみ(小)が収まる大きさです。)
小さいハサミでしたら収められます。
価格:各3850円(税込)残り一つ
※全て手作り、1点ものです。各商品には多少の差があります。ご了承ください。
【はさみサックの出来るまで】
はさみサックは、布堆画につかう「粗布」と呼ばれる
木綿布を使用。
染色から糊づけ、刺繍、加工までの工程を
劉さんとだんなさんがすべて手作業でおこなっている。
染色は中庭の大きな鉄鍋にグツグツと湯を沸かして
布を放り込む。
染料はすべてその日の気分で目分量。気にいる色になるまで、
染めを繰り返す。
サックの中布は、糊づけして固めた粗布をつかっているが、
その糊づけ作業もとてもユニーク。
色染めした「粗布」に小麦粉を溶いた糊を刷毛で塗り、
ヤオトンの扉に貼りつける。
1日ほど置いて乾いたら、力をいれてベリベリと引きはがす。
(だから1日に扉1枚の面積分しか作れない!?)
【劉小娟(リュウシャオジュアン)プロフィール】
1975年生まれ 陝西省延川県劉家湾村に住む。
農業の傍ら、剪紙や布堆画(布のコラージュ・アート)の制作に取り組む民間芸術家。
黄土高原の山肌に穴を掘ってしつらえるヤオトンと呼ばれる伝統的な家に、
夫と9歳の一人息子とともに暮らしている。
手仕事が得意だった母の影響で、幼いころから剪紙や刺繍で遊びはじめ、
17歳で民間芸術のトレーニング・クラスに参加したのをきっかけに、作家としての道を歩み始めた。
1995年に100羽の鶏をさまざまな図案に仕立てた剪紙作品集『百鶏図』を出版。
ヤオトン暮らしのほか、土地の神々や昔話、民謡をモチーフにした彼女の作品は、
国内外の多くの美術館やギャラリーでも展示されている。
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